参拝後のお楽しみ「諸国味詣で」 / 平成26年12月20日 第6回 千葉県・香取神宮の「草だんご」
千葉県香取市の香取神宮で、毎年12月におこなわれる團碁祭(団子神事)は、相殿神・比咩大神の神事といわれる。神酒は供えられず、だんごが奉られる独特のお祭りだ。神事が終了するとその団子は参拝者にわけられ、それをいただくと一年間、無病息災といわれている。その祭りの故もあって、同宮の参道には、だんごをお土産に販売する店が軒を並べる。
境内の深い緑に包まれた中に店を構える「寒香亭」では、直径三㌢程の「草だんご」を目の前で捏ねてくれる。甘さは控え目ながら小豆の味が活きている。
季節限定だが、4月から6月頃に、神域の亀甲山から蓬の葉を摘み、蒸した米の粉とともにつくその味は、一度、食べたら忘れられないものとなる。
●お問合せ 「寒香亭」 TEL 0478-57-0250
香取神宮
古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が最も篤く。特に『神宮』の御称号(明治以前には伊勢・香取・鹿島のみ)を以て奉祀されており、中世以降は下総国の一宮、明治以後の社格制では官幣大社に列し、昭和17年、勅祭社に治定され今日に至っています。
奈良の春日大社、宮城の鹽竈神社を始めとして、香取大神を御祭神とする神社は全国各地に及んでいて、広く尊崇をあつめています。
一般からは家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として深く信仰されています。さらに、その武徳は平和・外交の祖神として、勝運、交通 安全、災難除けの神としても有名です。(香取神宮HPより)
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